今回はOQO model 01+の消費電力について少し調べてみました。
調査環境は以下の通りです。
OS:WindowsXP SP2(英語版)・・・・初期導入環境
各周波数(300MHz, 500MHz, 600MHz, 800MHz, 867MHz, 1GHz)でSuperPI実行時の消費電力(実際にはバッテリーの放電電力)をMobileMeterで測定
ちなみに、周波数の固定はCASIOのMobileCockpitIII(解説)をインストールしてコントロールしてみました。(英語版のOSだと文字化けしたりして常用には耐えません)
結果はグラフの通りです。CPUコアの消費電力は300MHz時と1GHz時でおよそ5.5Wほども異なり、CPUコア以外の消費電力がおよそ5W程度あることがわかります。
さて、CPUコア以外での消費電力の内訳も切り分けてみました。やり方はそれぞれの条件部分だけを変えてしばらく放置して消費電力を見るというものです。
LCDバックライト切と最大輝度での消費電力の違い:約0.6W
LCD自体を切るとバックライト無しの状態の違い :約0.6W
クリーングファンの動作有無での消費電力の違い :約0.5W
HDD動作時の消費電力(非アクセス時) :約0.5W
HDDをCFに換装した場合の消費電力の違い(低下):約0.5W
このほかの消費電力の元としては下記の部分も無視できません。
USBデバイス(無線LANやBluetoothはそれぞれ0.5W程度)
CPUのコア以外の部分(メモリコントローラ等のノースブリッジ機能)
メモリチップの消費電力
意外にCPU以外の部分の消費電力が多いということがわかりますね。
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