OQO model 01+にERAMを導入してみました。アイ・オー・データのRamPhantom2 LEでもよいのですが、I/O DATAのメモリを購入した人しか使えない(ダウンロード時にシリアルナンバーを入力する場所がある)ので、ERAMにしておきます。
導入に関してはここ(EZ-NETさん)を参考にしました。
細かい導入方法は上記サイト等を見てもらうこととして、実際の設定を公開します。
boot.iniは下記の通りに編集しました。
[boot loader]
timeout=3
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional ERAM" /noexecute=optin /fastdetect /MAXMEM=414
ちなみに/MAXMEM=414の「/」を忘れたためブルースクリーン連発でした。気をつけましょう。
メモリについてはOQO model 01+がWindows XPから認識できるメモリの容量(488MB:14MB CMSで使用)から、設定値(72MB)を引いてちょっと余裕(2MB分)をとった設定にしています。
2008年4月21日月曜日
OQO model 01+でWindows Vistaをもうちょっと使ってみる
OQO model 01+でWindows Vistaをインストールしてみたものの、一部ハードウェアが認識されていないなど完全には使用できていない状態でした。
そこで、今回はどのドライバが使えるか試してみました。
ちなみに今回はService Pack1で試しています。
まずは、MyDriversでバックアップした、Windows XPのドライバをインストールしてみることにしました。
XPとVistaではOSのバージョンが違う(2000とXPはマイナーチェンジですが、XPとVistaはメジャーチェンジ)にもかかわらず、「不明なデバイス」をすべて認識させることができました。
ちなみに、不明だったデバイスは「Audio」「Wireless LAN」「Bluetooth」でした。
この時点でディジタイザは認識していませんでしたが、XP用のファイルでも意外に動くので、OQOのサイトからダウンロードした「OQO Wacom Pen」をインストールして見たところ、期待通りディジタイザも使うことができました。
ついでに「OQO Software Update」もインストールしてみましたが、XPとVistaはビデオ周りだけは大幅な変更が加わっているのでビデオドライバだけはインストールしませんでした(ドライバに署名がないけれどインストールを続けるかというところでビデオだけ「いいえ」を選べばOK)。
これをインストールするとアプリケーションランチャーが使えるようになり、ジョグダイヤルの機能も拡張されます。
結局MyDriversでバックアップを取らなくてもXPのドライバ(ビデオドライバを除く)やアプリケーションで事足りるということのようです。
ちなみに、Transmeta Crusoeのクロック可変ツールは軒並み(Flybookのやつとか、Fivaのやつとかです)使用できませんでした。Windows Vistaは自動でクロックを可変させ、パフォーマンスとバッテリーライフのバランスをとる機能があるのですが、WindowsはなにかとCPUをフル活動させることがあるので(DirectXとか)クロックに制限をかけて発熱を抑えたいという場合にはWindows Vistaでは対処できないかもしれません。
ちなみに使用感は、やはり重いです。比較しているのがThinkPad T60(Core2Duo 2GHz)なのでパフォーマンスのコントラストを感じるだけかもしれませんが・・・。クロックを制限できないせいかCPUのファンもそれなりに回転して本体も暖かくなります。
また、Windows Vistaはデスクトップの描画をDirect3D(9以降のピクセルシェーダ2.0使用)かCPUエミュレーションで行うため、XPまでのGDIによる2Dアクセラレーションと異なり、古いビデオチップ(Lynx3DM+はDirect3Dアクセラレータを持っていますが、ピクセルシェーダはおろかDirectX7世代のハードウェアT&Lも搭載していません)では描画の支援ができないのでCPUに大きな負荷が掛かります。
そこで、今回はどのドライバが使えるか試してみました。
ちなみに今回はService Pack1で試しています。
まずは、MyDriversでバックアップした、Windows XPのドライバをインストールしてみることにしました。
XPとVistaではOSのバージョンが違う(2000とXPはマイナーチェンジですが、XPとVistaはメジャーチェンジ)にもかかわらず、「不明なデバイス」をすべて認識させることができました。
ちなみに、不明だったデバイスは「Audio」「Wireless LAN」「Bluetooth」でした。
この時点でディジタイザは認識していませんでしたが、XP用のファイルでも意外に動くので、OQOのサイトからダウンロードした「OQO Wacom Pen」をインストールして見たところ、期待通りディジタイザも使うことができました。
ついでに「OQO Software Update」もインストールしてみましたが、XPとVistaはビデオ周りだけは大幅な変更が加わっているのでビデオドライバだけはインストールしませんでした(ドライバに署名がないけれどインストールを続けるかというところでビデオだけ「いいえ」を選べばOK)。
これをインストールするとアプリケーションランチャーが使えるようになり、ジョグダイヤルの機能も拡張されます。
結局MyDriversでバックアップを取らなくてもXPのドライバ(ビデオドライバを除く)やアプリケーションで事足りるということのようです。
ちなみに、Transmeta Crusoeのクロック可変ツールは軒並み(Flybookのやつとか、Fivaのやつとかです)使用できませんでした。Windows Vistaは自動でクロックを可変させ、パフォーマンスとバッテリーライフのバランスをとる機能があるのですが、WindowsはなにかとCPUをフル活動させることがあるので(DirectXとか)クロックに制限をかけて発熱を抑えたいという場合にはWindows Vistaでは対処できないかもしれません。
ちなみに使用感は、やはり重いです。比較しているのがThinkPad T60(Core2Duo 2GHz)なのでパフォーマンスのコントラストを感じるだけかもしれませんが・・・。クロックを制限できないせいかCPUのファンもそれなりに回転して本体も暖かくなります。
また、Windows Vistaはデスクトップの描画をDirect3D(9以降のピクセルシェーダ2.0使用)かCPUエミュレーションで行うため、XPまでのGDIによる2Dアクセラレーションと異なり、古いビデオチップ(Lynx3DM+はDirect3Dアクセラレータを持っていますが、ピクセルシェーダはおろかDirectX7世代のハードウェアT&Lも搭載していません)では描画の支援ができないのでCPUに大きな負荷が掛かります。
2008年4月20日日曜日
MyDriversでドライバをバックアップ
自分が使っているシステムのドライバをバックアップして取っておくと、OSの再インストール時に足りないドライバを入れることができ、OSにドライバを統合したりする際にも結構便利です。
というわけでOQO model 01+のドライバをバックアップしておきました。
ここで使用したのはMy Driversというアプリケーションで、もともとはBartPEで光学ドライブ起動のOSに統合するドライバを抜き出すために使用していたものです。有料のアプリケーションですが2週間程度は試用できますのでドライバを抜き出したいときにインストールしてみるとよいと思います。
以下バックアップの様子です。
まずはダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
インストールする言語を決めます(日本語はないので英語でよいでしょう)
お決まりの注意書きです
ライセンス文です
インストール先を選びます
準備ができたので<NEXT>を押すとインストール開始です
ファイルがコピーされてインストールが終了します
登録を求められますが、<Register Later:後で登録>を押せば登録は猶予されます
実行した画面です
使用しているドライバを集めるため<Collect All>を押して、使用しているドライバを集めたら<Backup All>を押してバックアップします (どこにバックアップするか聞いてきます)
バックアップ成功のダイアログが出たら終了させます
というわけでOQO model 01+のドライバをバックアップしておきました。
ここで使用したのはMy Driversというアプリケーションで、もともとはBartPEで光学ドライブ起動のOSに統合するドライバを抜き出すために使用していたものです。有料のアプリケーションですが2週間程度は試用できますのでドライバを抜き出したいときにインストールしてみるとよいと思います。
以下バックアップの様子です。
まずはダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
インストールする言語を決めます(日本語はないので英語でよいでしょう)
お決まりの注意書きです
ライセンス文です
インストール先を選びます
準備ができたので<NEXT>を押すとインストール開始です
ファイルがコピーされてインストールが終了します
登録を求められますが、<Register Later:後で登録>を押せば登録は猶予されます
実行した画面です
使用しているドライバを集めるため<Collect All>を押して、使用しているドライバを集めたら<Backup All>を押してバックアップします (どこにバックアップするか聞いてきます)
バックアップ成功のダイアログが出たら終了させます
2008年4月12日土曜日
アルファベット+三桁ThinkPad
GizmodoからX,R,T,Wという新しいThinkPadのラインナップについての(リーク)情報がありました。
Xシリーズには12.1と14.1と15.4インチの液晶ラインナップがあるようです。
TシリーズはATI(AMD) HD3650(256MBか512MB)の外付けGPUが搭載されるようですがバッテリー駆動時は切れる(内蔵に切り替えられる)様なことが書いてあります。T400とT500があるようなので、14.1インチと15.4インチの液晶でしょうか?
Wシリーズは17インチ液晶でワークステーション代替のモデルみたいなことが書いてあります。今で言うTxxpの代替ラインナップなのかもしれません?
ついにPCカードがなくなりそうなことや、Blu-rayドライブが選択できそうなことなども書いてありますので、英語ですが興味のある方は一見の価値ありです。
ThinkPad関係の目次に戻る
Xシリーズには12.1と14.1と15.4インチの液晶ラインナップがあるようです。
TシリーズはATI(AMD) HD3650(256MBか512MB)の外付けGPUが搭載されるようですがバッテリー駆動時は切れる(内蔵に切り替えられる)様なことが書いてあります。T400とT500があるようなので、14.1インチと15.4インチの液晶でしょうか?
Wシリーズは17インチ液晶でワークステーション代替のモデルみたいなことが書いてあります。今で言うTxxpの代替ラインナップなのかもしれません?
ついにPCカードがなくなりそうなことや、Blu-rayドライブが選択できそうなことなども書いてありますので、英語ですが興味のある方は一見の価値ありです。
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2008年4月1日火曜日
OQO model 01+の消費電力
今回はOQO model 01+の消費電力について少し調べてみました。
調査環境は以下の通りです。
OS:WindowsXP SP2(英語版)・・・・初期導入環境
各周波数(300MHz, 500MHz, 600MHz, 800MHz, 867MHz, 1GHz)でSuperPI実行時の消費電力(実際にはバッテリーの放電電力)をMobileMeterで測定
ちなみに、周波数の固定はCASIOのMobileCockpitIII(解説)をインストールしてコントロールしてみました。(英語版のOSだと文字化けしたりして常用には耐えません)
結果はグラフの通りです。CPUコアの消費電力は300MHz時と1GHz時でおよそ5.5Wほども異なり、CPUコア以外の消費電力がおよそ5W程度あることがわかります。
さて、CPUコア以外での消費電力の内訳も切り分けてみました。やり方はそれぞれの条件部分だけを変えてしばらく放置して消費電力を見るというものです。
LCDバックライト切と最大輝度での消費電力の違い:約0.6W
LCD自体を切るとバックライト無しの状態の違い :約0.6W
クリーングファンの動作有無での消費電力の違い :約0.5W
HDD動作時の消費電力(非アクセス時) :約0.5W
HDDをCFに換装した場合の消費電力の違い(低下):約0.5W
このほかの消費電力の元としては下記の部分も無視できません。
USBデバイス(無線LANやBluetoothはそれぞれ0.5W程度)
CPUのコア以外の部分(メモリコントローラ等のノースブリッジ機能)
メモリチップの消費電力
意外にCPU以外の部分の消費電力が多いということがわかりますね。
調査環境は以下の通りです。
OS:WindowsXP SP2(英語版)・・・・初期導入環境
各周波数(300MHz, 500MHz, 600MHz, 800MHz, 867MHz, 1GHz)でSuperPI実行時の消費電力(実際にはバッテリーの放電電力)をMobileMeterで測定
ちなみに、周波数の固定はCASIOのMobileCockpitIII(解説)をインストールしてコントロールしてみました。(英語版のOSだと文字化けしたりして常用には耐えません)
結果はグラフの通りです。CPUコアの消費電力は300MHz時と1GHz時でおよそ5.5Wほども異なり、CPUコア以外の消費電力がおよそ5W程度あることがわかります。
さて、CPUコア以外での消費電力の内訳も切り分けてみました。やり方はそれぞれの条件部分だけを変えてしばらく放置して消費電力を見るというものです。
LCDバックライト切と最大輝度での消費電力の違い:約0.6W
LCD自体を切るとバックライト無しの状態の違い :約0.6W
クリーングファンの動作有無での消費電力の違い :約0.5W
HDD動作時の消費電力(非アクセス時) :約0.5W
HDDをCFに換装した場合の消費電力の違い(低下):約0.5W
このほかの消費電力の元としては下記の部分も無視できません。
USBデバイス(無線LANやBluetoothはそれぞれ0.5W程度)
CPUのコア以外の部分(メモリコントローラ等のノースブリッジ機能)
メモリチップの消費電力
意外にCPU以外の部分の消費電力が多いということがわかりますね。
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