Windows VistaをインストールしてみたOQO model 01+ですが、使用感はどうなのかということを見てみました。
まずは、ハードウェア関係をどの程度認識しているのでしょうか?
上記のようにCPUに関してはきちんと認識しているようですので、Crusoeもまだ見放されてはいないようです。
デバイスマネージャでは、上のようになっています。
使えているように見えるデバイス
スティックポインタ
IEEE1394ポート
USBポート
キーボード
CPU
使えないデバイス
サウンド
Bluetooth
ディジタイザ
無線LAN
不完全だけれど使えるデバイス
ビデオチップ(標準のVGAドライバで動作)
Longrunの設定変更ユーティリティーやディスプレイの回転ソフトなどは使えない見込みのため、Windwos XPでの使い勝手はだいぶ低下するようですが800x480の解像度は標準ドライバで対応できました。
また、Silicon motionのLYNX 3DM+についてはVista用ドライバは見当たりません。Silicon motionのサイトで配布中のv263(XP用)のドライバをインストールしたところ起動でブルースクリーンしなくなるため導入しないほうがよいでしょう(セーフモードでドライバを削除することで復帰しましたが・・・)。DirectX6世代の省電力グラフィックチップだとこんなものかもしれません。
エクスペリエンスインデックス(1.0~5.9)については上のように最低値の「1.0」でした。
まぁ、Vistaの導入はお勧めしないという当たり前の結果が導き出されました。CrusoeのLongrun関係のユーティリティーソフトも開発されているとは思えませんのでこちらの面からもあきらめたほうがよいように思います。ちなみに、起動しているだけでファンは結構回りますのでいろいろなプロセスが動いているのだと思います。
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