いくつかのアプリケーションを使用して見たところ内部のフォント設定の問題なのか正常に表示されない(日本語部分が??表示になる)ケースがあったためSP3が公開されたこともあり、日本語版のWindows XPをインストールしてみることにしました。
ただインストールするだけでは能がないので、nlite(WindowsのインストールCDに手を加えることでカスタマイズを行うソフトウェア)を使用してSP3を統合しつつ、どうせ使わないサービスや機能を取り去ったモバイル用途に(ある程度)最適化したOSにしてみたいと思います。
nliteによって不必要だと思われる(プリインストール)ドライバを(一部)削除します。それだけでは必要なドライバを削除してしまうかもしれませんので以前紹介したMy Driversで、あらかじめバックアップしておいたドライバの統合もしたいと思います。
まずは、nliteを手に入れます。nliteのDownloadの項目から「v1.4.5 Final」の下にあるリンクからダウンロードできます(Download以外の1~4のリンクはミラーリンクみたいです)。現時点で最新のバージョンは「nLite 1.4.5 Final」です。このバージョンからWindows XPのSP3の統合に正式対応しているようです。nliteのサイトはリファラーを有効にしておかないとファイルのダウンロードができない(直リンク禁止)ようです。
ちなみに、nliteを使用するには「.NET Framework 2.0」が必要となるので事前にインストールしておいてください。「.NET Framework 2.0」をインストールしたくない人は「Download」ページの「FrameworkLite 2.0」にnLiteに必要なruntimeファイルを抽出した7MB程度のパッケージがあるそうですのでそれを使用してください。
nliteをダウンロードしたら次にインストールを行います。
ダウンロードした「nLite-1.4.5.installer.exe」を実行すると自動的にインストールが始まります。
まずはインストール言語の選択を行います(日本語はないのでEnglishを選びます。ちなみに、インストール後は日本語が選択可能です)。
インストールを開始するのでほかのアプリケーションを閉じてください。
ライセンスへの同意を求められます。問題ないようなら「I accept the agreement」を選択して次(Next)へ
nliteをインストールする場所を選択します。特別に思うところがないなら初期設定のままでよいと思います。
インストールの内容を聞いてきます。日本語のUIで操作したいので全部インストールです。
デスクトップにアイコンを配置したいならチェックをつけます。
ファイルのコピー等が終わりインストールが終了します。
インストールが終了したら前準備を行う必要があります。
XPのCDの中身をどこかのフォルダにコピー
SP3をダウンロードしておく
ドライバ(あるなら)をどこかのフォルダにコピー
Hotfix等(あるなら)をどこかのフォルダにコピー
これだけやったら、nliteを起動します。
まずは表示言語を選びます。
XPのCDの中身の場所を指定します。
前回の設定を読み込む場合はここでセットしますが、初めての起動の場合は前回の設定がないのでそのままスルーします。
nliteでCDのイメージに操作する中身を選びます。今回はSP3公開直後なのでHOTFIXの統合以外を選びます。
SP3のパッケージの場所を指定すると、まずはイメージを統合してくれます。
SP3の統合が終了しました。
次へを押します。
統合するドライバを聞いてきますので、ある場合は追加ボタンを押して先ほどフォルダにまとめておいたドライバを選択します。
細かい設定は長くなるので別ページに載せました。
設定が終了したら処理が開始されます。
出来上がったイメージをISOファイルに書き込みます。
ISOファイルが出来上がったらnliteでの処理は終了です。
1 件のコメント:
Interesting.
Rafael - Brazil
http://quotidienlife.blogspot.com
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